事例紹介

外資系石油会社の国内サーバー保守運用

外資系石油会社が日本国内に配備するWindows/Unixを中心としたシステム環境の保守運用管理とネットワーク上で発生する障害の受付、技術支援を当社のSEチームがオンサイトでご支援しております。ハードウェア障害時には、ベンダーや海外サポートチームと連携して復旧対応を行うケースが多く、現場での会話、ドキュメントは、英語が中心であるため、SE全員が英語でのコミュニケーション、ドキュメンテーションに対応できるバイリンガルで体制を組んでおります。また、保守運用業務の中で、ハードウェア障害や機器導入・撤去等の定型業務について、現場での経験年数や環境理解度に依存せず、均一の作業品質を確保するため、定型業務のワークフローを分析し、作業リストおよびチェック項目を確定させるなど、標準化、マニュアル化を推進しました。これにより、作業漏れ、考慮漏れによる作業品質の低下を抑止するとともに、属人性に依存しない、安定した品質レベルを提供できる体制を確立し、作業内容のハンドオーバーといった本来の業務ではないワークロード低減に一定の成果を上げました。


また、東日本大震災発生後の電力不足に対応するため、関東圏のサーバルームの電量の見直しや節電対応を実施し、Microsoftの節電プログラムの検討を行い、自家発電を装備していないビルに発電車の準備や分電盤・ブレーカー工事等の準備手配を行うなど、緊急事態に対応するべくご支援しました。これらのサービス実績により、お客様に高いご評価いただいております。


case_img03.jpg

2012.04.26